組織作り

信頼できる組織を作る

「信頼できる」人とはどんな人でしょう?
連絡をきちんとくれる人?
自分の希望をちゃんと聞いてくれて、少しでも対応しようとしてくれる人?
ウソをつかずに正直に話してくれる人?
芯をしっかり持っている人?

信頼できる組織も、同じようなものです。

明確な目的を持って、それがぶれないこと。
経済的に自立していること
団体の情報を公開し、透明性が高いこと
声に耳をかたむけ、改善する努力を見せてくれること

などです。

誰から信頼を得るべきか?といえば大きくは次の2つです。

外部から(社会・市民)
内部から(メンバー・協賛者)

様々な関係者が、何を望んでいるのかを考えてみましょう。

信頼できる組織は、メンバーの絆が強く、安定し、継続的に活動が続けていける団体になります。

成果をあげる

メンバーや、協賛者だって、活動に成果があがらなければ「やる気」が無くなってしまいます。
また、その成果に対して、「自分が貢献できたと実感」できるような体制作りが必要です。

成果をあげるためのステップ

  1. 目標(ゴール)の設定
    そのためには、まず皆の意見に耳をかたむけ、明確な目標(ゴール)を定めます。
    皆で話し合って目標を決めることによって、ミッションを共有できます。(モチベーションアップにつながる)
    目標設定には必ず、「いつまでに」という、期限を作ってください。

    例)この3ヶ月間で、メンバーを6人増やそう。

  2. 過程(プロセス)を作る
    必ずゴールから、逆算してプロセスを考えます。
    その上で、どうやって目標を達成するか方法を考えます。

    例)3ヶ月間に
    メンバーや関係者からの紹介で 2人
    メンバー募集の広告を出して  4人
                 合計  6人

    例)まず、1ヶ月目に、紹介で2人達成
    広告は2週目には出して、2ヶ月目以降につなげよう。

    考えてみて、到底、実現できそうもないなら、目標設定が間違っています。
    やり直しましょう。
    目標は高くても構いませんが、届かない目標には「やる気」もおきません。

  3. 役割・責任を与える
    プロセスを実行する人を決めます。その際に役割・責任を分担します。
    その際も、皆で話あって決めてください。
    団体全体の目的を意識し、自分の役割を意識できます。

    役割を一方的に決定する事はやめた方が良いでしょう。

    もし、ボランティアの方が、無給なのに、自分のやりたく無い役割を頭ごなしに 決められたとしたら、どうでしょう?
  4. 例)「メンバーを増やそう」実行委員 名簿
    統括リーダー 中居
    チーム名リーダーサブリーダーメンバー
    紹介チーム
    広告チーム
    草薙
    木村
    香取
    稲垣
    森 鈴木 田中 山下 阿藤
    林 佐藤 中田 山上 伊藤
  5. ゴール
    今回の例では、3ヶ月の経過がゴールです。
    達成できたら、褒めちぎり、皆で喜びましょう。
    達成できなかった場合には、努力を褒めて、次に生かせるようにしましょう。

    外部の利害関係者にも情報を発信します。
    こういった活動で努力をしたという報告が大切です。
    その努力という行動に人は動かされます。何もしていないのにずっと寄付し続ける人はいません。

    こうして、一つの企画が終わった時、またひとつ強い組織になっている事でしょう。
当事務所では、「組織運営」相談を 5,000円で 請け負っております。

※資金調達相談は別サービスとなります。

サービス内容は以下となります。

  1. 団体についての聞き取り
    団体についてお困りの点をお話いただきます。
    加えて、こちらの用意した質問にお答えいただきます。

  2. 状況の把握
    団体の長所・短所や、目標との差などを測り
    今現在の団体の状況を把握します。

  3. 解決案・改善案
    モデルケースや、イベント、広報、他団体との連携など
    複数の提案をさせて頂きます。

  4. 団体内での話合い
    団体内からも、広く意見を集めていただいた上、話し合っていただき
    自分たちに一番あった運営方針を決めていただきます。